劇場版Fate/stay night [Heaven’s Feel]が10月14日に公開されてから
早一ヶ月近くになります。先日ようやく劇場版を観に行きましたが映像等を含め
さすがの劇場版クオリティといった形で楽しむことが出来ました。
今回の「heven’s feel」はゲーム本編では「桜ルート」としてあ
聖杯戦争の謎など多くの点が解明するといった点で膨大なテキスト量と
「第一の物語」「第二の物語」とはまた違った流れになる
形になることで一線引かれています。
まぁ、とりあえず長い、この長いシナリオをどう3章という括りで表現していくのか
、大分駆け足になるのでは?と思ってましたが…
今回は劇場版「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」のストーリーや
あらすじを紹介していきたいと思います。
※以降ネタバレを多く含みますのでネタバレが嫌だという方は注意
「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」とは
2004年にPCゲームブランド「TYPE-MOON」により発売されたゲーム
「Fate/stay night」の3ルートある内の「桜ルート」になります。
この「桜ルート」は「セイバー」「凛」2つのルートをクリア後に
開放される最後のルートとなります。
Fate/stay nightの核心に触れる部分になるので膨大なストーリー、
テキスト量になってくる形です。
まぁ、何より「桜推し」の方は観るべき作品ですね。
「おっぱい」「美女」「後輩属性」強いわ…。
セイバールートについては2006年に「DEEN」によりアニメ化されています。
アーチャーのかっこいいポーズを観ることができる作品です。(VSバーサーカー)
「凛ルート」のUBWについては「DEEN」が2010年に劇場版、
2014年には「ufotable」によりアニメ化していますのでそちらを観てみるのがいいですよ♪
ちなみに今回は「第五次聖杯戦争」を描いていますが、
その前の「第四次聖杯戦争」を観てみたいという方は2010年に「ufotable」により
「fate/zero」としてアニメ化されていますのでこちらもチェックしてみてください。
「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」の大体のストーリーやあらすじ
「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」第1章の大体のストーリーやあらすじを紹介します、
ネタバレを含みますので注意してください。
聖杯戦争前の日々
冒頭では「第五次聖杯戦争」が開始される一年半前の冬木の地での衛宮士郎と
間桐桜の出会いや生活についてが描かれます。
どうして桜が衛宮士郎と出会い、朝食を作りに来たりするのかなど桜に
ついて感情移入がしやすいような設計作りになっています。
中学生の桜や高校1年の士郎を観れる劇場版オリジナルな部分になり
桜の目の色が徐々に変化していくところも見どころです。
たぶん一番の見どころは変化していく胸の大きさ
聖杯戦争一日前の衛宮邸でいつも通りの日常を過ごす桜と士郎。
朝食の後片付けをしている最中に士郎の手の甲に令呪の片鱗を見た桜は
同様を隠し切れず…
「今日は早く家に帰ってきて下さい」と告げて衛宮邸を去ります。
士郎は聖杯戦争のことを知らないけれども桜は聖杯戦争について知っています。
これについては第二章で判明すると思いますが。
聖杯戦争開始
士郎がワカメ(慎二)のお願いで弓道部の後片付けをし終え帰ろうと思ったときに
例の剣戟の音を耳にします。アーチャーvsランサーの戦いの火ぶたが切られていました。
これを目撃した士郎はランサーに見つかり命を落としかけます。
ここから既読スキップが入ります。
君ら観たことあるでしょ?という形で強制スキップ。
士郎やられる→凛の父の形見のペンダントが移る→
士郎がまた襲われる→セイバー召喚
「あなたが私のマスターか?」は残念ながら劇場で聞くことが叶いません。
セイバーvsランサー→vsアーチャー→教会に説明を聞きに行く
ダイジェストを見せられます、初見だと「ん?」ってなるかと思われます。
教会で言峰綺礼により聖杯戦争の説明、10年前に起きた災害の真実。
それを聞いた士郎はマスターとして聖杯戦争に参加することを決意する。
教会外で待ち受けていたイリヤ×バーサーカとの戦いが始まります。
戦闘シーンの迫力は圧巻。とりあえず早すぎて何も言えねぇ。
押され続けるセイバー、まずいと思った士郎はセイバーを押し出し
バーサーカーに一撃をその身に受け命を落としかけます。
その結果を受けイリヤは「ありえない」と言いその場を後にします。
士郎はセイバーといる事で急速な回復力を手にしているので
やられた傷もすぐに癒えます。
その後凛との協力関係を結ぶか否かとあるんですが
このheve’s feelでは士郎は手を組まないんですよね。
劇場版では描かれていませんでした、今度会ったら「敵同士」ね!
という凛の一言で終わりました。
【補足】冬木の地では殺人事件、ガス事故など多くの事件が頻繁に起こり始めます。
それは聖杯戦争による影響だということで夜のパトロールを
セイバーと共におこなっていくことになります。
パトロール初日
同級生である美綴綾子が襲われている(血を吸われている)のを目撃します。
それはサーヴァントのライダーによるものでした。
そしてライダーのマスターとして登場する間桐慎二。
「僕はサーヴァント同士の戦いが見たかったんだよ!」
ワカメが魔術師っぽいです。ワカメなのに。
そしてライダーvsセイバー戦いが始まります。
鎖を幾恵に張り巡らせ的を絞らせないようにセイバーの腕を鎖で捉えます。
すばやい動きでセイバーに近づくライダー。
逆に捉えられた鎖を利用するセイバー。たった一撃でライダーを圧倒します。
強いぞカッパセイバー。ライダーがやられ桜がどうやら
聖杯戦争に巻き込まれる可能性がある。
そんなやり取りをした後に慎二はその場を去ります。
柳洞寺での不穏な動き
柳洞寺にいるキャスターより召喚されたアサシンが何者かに倒されます。
その何者かは本来今回呼び出されるはずだった真のアサシンです。
そのアサシンによりキャスター、マスターの葛木先生も殺されます。
キャスターは謎の黒い影に引きずられていき…
多少グロテスクな表現が含まれています。
最近のとんでも事件思い出したわ…。
ゲーム版とは流れが変わっています。ゲームの方ではセイバーと
士郎がパトロール2日目に柳洞寺に足を踏み入れ
マスターの亡骸と共に血まみれになっているキャスターと遭遇し
セイバーが留めを刺す形になります。
・真アサシンvsランサー
マスターの言峰綺礼よりランサーに柳洞寺の様子を監視させていたことにより
キャスターを倒したアサシンとランサーがついに対峙します。
終始ランサーがアサシンを押して行きます。基本的にはアサシンが逃げつつ
戦うという形を取ります。見どころとしては圧巻の戦闘シーン
そして何より陸上の桐生祥秀をその身に宿したランサーの走りです。
やっぱあの走り方するとはえーんだなと思いました。
会場では少し笑い声が漏れていましたが。
やられてもやられても逃げるアサシン。そして謎の黒い影のいる場所まで
ランサーを誘導していきます。案の上黒い影に捕まるランサー、それを狙っていたアサシン。
アサシンはここが勝機と宝具を使います。
同時にランサーも宝具を使いますが一歩遅くアサシンにやられます。
黒い影にランサーまでも飲み込まれます。
この時点ですでに3名のサーヴァントが姿を消します。
間桐臓硯と黒い影
一方その日。慎二がマスターで人を襲っていた。
桜が聖杯戦争に巻き込まれるかもしれないことを凛に相談を士郎が持ちかけます。
とりあえず何故か強引に協力関係を結びます。
士郎、凛、セイバー、アーチャーと共に夜のパトロールへ。
それを監視していた存在に気づいた凛は間桐臓硯に姿を現すように言います。
臓硯と共に死したサーヴァントのキャスターが姿を現します。
英霊を愚弄したその行為に怒りを露わにするセイバー。
戦闘が始まる直後に謎の黒い影が姿を現し、一同動きを止めます。
臓硯でさえ「ありえん」と動揺します。
影は無差別に彼らへ襲い掛かり、
その攻撃から凛を庇った士郎はその場に倒れてしまい
臓硯も取り逃がしてしまいました。
・ゲームでは
死んだはずのキャスターが動いているという情報を元に
調査に出た2人は、キャスターとそれを操る臓硯と
対峙する凛とアーチャーたちを目撃。
そこからは映画と大体流れは同じです。
凛と協力関係を結ぶのはこのイベントの後になります。
言峰と麻婆豆腐
言峰に呼び出された中華料理屋に呼び出された士郎。
蒸発する体、滝のような汗、おいしそうな麻婆。そして言峰。
会場では少しどよめきが起こっていました。
そして情報交換をします、アサシンにランサーがやられたこと。
臓硯が死したサーヴァントのキャスターを操っていたこと。
黒い影を見たこと。柳洞寺に何かあること。
何度も麻婆を勧められる士郎。
「食うか?」
柳洞寺にて
柳洞寺に調査に向かう四郎とセイバー。そこで士郎とセイバーは
臓硯、アサシンによって完全に分断されます。
士郎は臓硯、セイバーはアサシンと対峙します。
早く士郎の元に駆けつけなければという思いから焦るセイバー、
忍び寄る黒い影…。
影に捕まり身動きの取れなくなったセイバー、
そこへアサシンの宝具が襲いかかってきて絶対絶命。
士郎は臓硯との戦いでピンチに陥り令呪を使用し
セイバーをこちらへ引き寄せようとします…が。
一歩遅くセイバーは黒い影に飲み込まれてしまいます。
令呪が手の甲から消え去り完全にセイバーとの繋がりが断たれた士郎。
アサシンに後の事は任せるとその場を去る臓硯。
アサシンにより命を奪われそうになる直後にライダーが姿を現します。
ライダーはアサシンを翻弄していきます、アサシンに負けず劣らずのスピードを生かして
次々に攻撃を繰り出して行きます。アサシンは成す術なく撤退していきます。
「無事…ですね…」士郎を見てその場を去るライダー。
士郎はセイバーを何度も探しますが、そこには当然彼女の姿はありません。
士郎の聖杯戦争はここで敗北が決定します。
衛宮邸で待つ裸足サンダル桜
多く雪が降る中衛宮邸の前で帰りを待つ桜。
薄着で裸足でサンダルを待つその姿はさながらマッチ売りの少女。
そして帰ってくる士郎…
間桐邸で修練場の真実を見つける凛、アーチャー。
オルタへの変調が見えるセイバー。
物語は第二章へ…
会場で見かけた年齢層
あくまで自分の見た感じです。正直合っているかは謎ですが
高校生~40代くらいまでと幅広い印象です。
自分の観た時間帯は19:00~だったので一概にはそういえないかもしれません。
ただ若い方はもちろんですが年齢も高めの方も多くみられたので
fateシリーズの息の長さが伺えたような気がしました。
最後に
第一章は大体こんな流れでした。
色々詰め込んでいるので駆け足感は大きいですが、
原作を知っている方は脳内補完出来ますね。
ランサーvsアサシンのシーンは見どころがあります。
fate/stay nightを観たことのない方はハードルが高いかもしれません。
個人的には尺が足りないのは予めわかっていたのでどういう感じに
まとめていくのか興味がありました。実際に冒頭や多少強引な部分も見られましたけど
満足できました。そういうものだと割り切って観に行ったのが良かったのかもしれませんが。
あの尺で完全を求める方には物足らない部分が多かったかなという印象です。
第2章は2018年公開予定となっています、
劇場版「Fate/stay night Heaven’s Feel」を鑑賞するのであれば多少はfate/stay night
の知識を入れてから観に行くとより一層楽しめます。
劇場版第一弾がBlu-rayで発売中です。↓
今回の映画について補完したいのであれば
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コミックとして現在出されています。現在までで5巻発売されています。
原作に忠実に描かれている点が多くオススメです。
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